読書に耽(ふけ)ること、を言います。
【三昧】は、仏教語のSamādhi:サマーディの音写です。
心が統一されて、安定した状態になって精神集中が深まりきった状態のことを言うそうです。
サマーディの音写に、三摩提、三摩地などもあります。
この仏教語の【三昧】が他の名詞について、その物事に熱中する意味を表します。
「念仏三昧:ネンブツザンマイ」、「贅沢三昧:ゼイタクザンマイ」等々沢山あります。
「サンマイ」が「ザンマイ」と濁るのを、「連濁(レンダク)」と言います。
「連濁」といいますのは、二つの語が結びついて一語になる際に、後ろの語の語頭の清音が濁音に変化することを言います。
「て(手)」+「かみ(紙)」→「てがみ(手紙)」、
「フウフ(夫婦)」+「ケンカ(喧嘩)」→「フウフゲンカ(夫婦喧嘩)」
今年の読書週間標語は 「いざ、読書」だそうです。
終戦まもない昭和22年(1947年)11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。
翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。
『読書週間』が始まる10月27日が、「文字・活字文化の日」に制定されました。