今日の四字熟語・故事成語
今日の四字熟語・故事成語
No.1751【道傍苦李】ドウボウのクリ
人から見捨てられて、見向きもされないものの喩です。
『世説新語』雅量篇に出ています。
王戎(オウジュウ)が七歳のとき、子供たちと遊んでいると道端の李(すもも)の木に、
枝も折れんばかりに実をつけているのを見つけました。
子供たちは、争って取ったが、王戎だけは手を出しませんでした。
人がその訳をたずねると、答えて言いました
木が道端にあるのに実をたくさんつけているなんて。
これは苦い李にきまっているさ。
取ってみると果たしてその通りでした。
王戎(234年~305年)は中国,西晋の官吏で『竹林の七賢』の一人です。
八重樫 一 (やえがし・はじめ)
『今週の名言』と『今日の四字熟語・故事成語』を担当させて頂くにあたりまして
【プロフィルと自己紹介】
・1943年3月1日生まれ、北海道大学工学部卒業
・2001年に漢字検定1級合格。以来、
・2014年の検定まで30回合格
・2014年 漢字教育士 資格取得。
白川静記念/東洋文字文化研究所認定
・2019年 論語指導士 資格取得
論語教育普及機構認定
・福島県漢字同好会会長
・NHK文化センター郡山教室「知ってなっとく漢字塾」講師
・福島中央テレビ/ゴジてれChuの「知ってイイ漢字」出演中
・福島民報 『漢字のじかん』コラム連載中
・女性のための生活情報紙「リビング郡山」の
「か・ん・じ(漢字)」コラム連載中
・趣味は、中国古典(論語、史記、諸子百家など)、写真、俳句、純米酒