【鉄硯(テッケン)を磨穿(マセン)す】と訓読されまして、鉄でできている硯(すずり)をすり減らして、穴が開くほど勉強するという意味です。
強い意志を持ち続けて、学問にたゆまず励むたとえです。
【磨】は、すり減らす、【穿】は、穴をあけるということです。
中国五代後晋の政治家、桑維翰(ソウイカン:898年 - 946年)は、青年時代に鉄で出来た硯を、穴が開くまで墨をすって学問を行い、終に科挙の進士科に合格しました。
【磨穿鉄硯】は、二十四史の一つ『新五代史』晋臣伝第十七 : 桑維翰伝の逸話から生まれました。
6日、スウェーデン王立科学アカデミーは今年のノーベル物理学賞を、
東京大宇宙線研究所長の梶田隆章教授ら2氏に贈ると発表しました。
5日に医学生理学賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授に続き24人目の受賞となりました。