シモーヌ・リュシ=エルネスティーヌ=マリ=ベルトラン・ド・ボーヴォワール(1908年1月9日~1986年4月14日)はフランスの作家、哲学者。
サルトルの事実上の妻。サルトルの実存主義に同調、女性の解放を求めて闘った。
1908年 フランスのパリに生まれました
女性が大学に進むのが珍しい時代に、パリ大学で哲学を修めました。
1929年(21歳) サルトルと知り合い、その年のアグレガシオン(1級教員資格:哲学)に2人とも合格。
サルトルが1位、ボーヴォワールが2位。21歳での合格は史上最年少。
サルトルと「契約結婚」を結ぶ。当初は2年の契約だったが、サルトルの死まで50年間続きました。
1949年(41歳) 代表作となる『第二の性』を執筆。
1954年(46歳) ゴンクール賞。
1966年(58歳) 自伝的小説『レ・マンダラン』。
1975年(67歳) エルサレム賞。
1978年(70歳) オーストリア国家賞。
1986年(78歳) パリで没。
サルトルと並んで、遺体はパリのモンパルナス墓地に埋葬。
墓石には、上段にサルトル(1905-1980)、下段にボーヴォワール(1908-1986)の名が
刻まれているそうです。