【射は正を己に求む】と訓読みされまして、自分の行為の失敗・過誤をわが身自信に反省追求することを表した四字熟語です。
責任を他に負わせることをしてはいけない、と云う意味でもあります。
『礼記』射義篇を出典としています。
射者、仁之道也
射は仁の道なり。
射は、仁を実行する道を示している。
射求正諸己
射は正を己に求む。
射は、まず正しさを射る人の身に求めるのである。
己正而后發
己正しくして後に発す。
本人の心身が正しくなって、そこで矢を放つ。
發而不中、則不怨勝己者
発して中(あた)らざれば、則ち己に勝つ者を怨みず。
放って当らなくとも、己に勝った者を怨まない。
反求諸己而已矣
反(かえ)りて己に求むるのみ。
反省して欠点を自己の内に追求するのみである。
政府は28日の閣議で、新しい国立競技場の整備計画を担当してきた文部科学省の『スポーツ・青少年局長』が辞職する人事を決め、
下村文部科学大臣は「定例の人事異動であり、総合的に判断した」と述べました。
7月28日 18時04分 NHK/NEWSWEB