【文(ブン)を同じくし軌(キ)を同じくす】と訓読みされまして、世界が一つになっていることの形容です。
四書の中でも最後に読むといいといわれている 『中庸』にでている言葉です。
非天子不議禮、
天子に非ざれば禮を議せず、
天子の位にいるのでなければ、礼の善し悪しを論議せず、
不制度、
度を制せず、
法律を定めることもせず、
不考文。
文を考えず。
文字を考えることもしない。
今天下車同軌、
今天下車軌[わだち]を同じくし、
今では世界中、車の轍の幅が統一され、
書同文、
書文を同じくし、
文書の文字も統一され、う
行同倫。
行倫を同じくす。
人々の行動の秩序も統一されている。
大昔は天子でしたが、今は民主です。
民主が認めない法律は、違法、違憲です。