生き生きとして、気力・活力にあふれ、動作や表情が元気な様子を表わす四字熟語です。
【生気】は、生き生きとした様子。
【潑溂】は、動作や表情に元気のあふれている様子です。
【ハツラツ】は「ツ」という韻が重なった畳韻の擬態語です。
【潑溂】が正しい表記ですが「溌溂」がよく見受けられます。
「溌」は【潑】の俗字です。
類義の四字熟語としまして【元気潑溂】があります。
中島敦『李陵』に【生気潑溂】がでています。
これでいいのか、と司馬遷は疑う。
こんな熱に浮かされたような書きっぷりでいいものだろうか。
彼は「作ル」ことを極度に警戒した。自分の仕事は「述ベル」ことに尽きる。
事実、彼は述べただけであった。
しかしなんと【生気潑剌】たる述べ方であったか。
異常な想像的視覚を有(も)った者でなければとうてい不能な記述であった。
今日1月20日から2月3日は大寒です。
二十四節気の最後です。大寒が明けますと『立春』となります。
大寒の期間の七十二候は以下の通りです。
初候(70候):1月20日~24日
款冬華(ふきのはなさく) 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す。
次候(71候):1月25日~29日
水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 沢に氷が厚く張りつめる。
末候(72候):1月30日~2月3日
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 鶏が卵を産み始める(日本)