龍が雲を得て天に昇ろうとし、虎が四方を鋭く見渡すことを表わしています。
そこから気宇壮大で天下に雄飛しようとする心意気をあらわします。
蜀の名宰相:諸葛亮の気概を表わした言葉でもあります。
『三国志』蜀志・諸葛亮伝の記載です。
当此之時亮之素志、
此の時に当って、亮の素志、
この時になって、諸葛亮の本心は
進欲龍驤虎視苞括四海
進んでは龍驤虎視して四海を苞括(ホウカツ)せんと欲し
進んでは、威勢よく天下を統一すること
退欲跨陵辺疆震盪宇内。
退いては辺疆(ヘンキョウ)に跨陵(コリョウ)して宇内(ウダイ)を震盪(シントウ)せんと欲す
退いては辺境の地を治めてあたり全体を脅かすことだった
1860年(万延元年)1月13日、江戸幕府の軍艦「咸臨丸」が日米修好通商条約を批准のために品川沖を
出航しました。乗船していたのは、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎。
この日、『咸臨丸出航記念日』です。