考えや行ないが普通の人とは違って優れていることを表わす四字熟語です。
【瑰】は、王(玉)+鬼 から作られた形声文字です。原義は、玉の名前です。派生して、めずらしい、
すぐれている、の意味になりました。
【瑰意】は、普通と異なった、めずらしくすぐれた心をいいます。
【琦】は、王(玉)+奇 から作られた形声文字です。原義は、めずらしい玉をいいます。そこから
めずらしい、すぐれている という意味が生まれました。
【琦行】は、普通でない行為、変わった行ない。また、立派な行ないを言います。
宋玉(ソウギョク)の「楚王の問ひに對(こた)ふ」という問答形式の文章の中の一節に出ています。
「楚王の問ひに對(こた)ふ」は『文選』に収められています。
夫聖人瑰意琦行
夫(そ)れ聖人は瑰意琦行、
そもそも聖人は、心広々として行ないは清潔なのであって
超然獨處。
超然として獨(ひと)り處(お)る。
世俗から超然としていて独り居るものであります。
夫世俗之民
夫れ世俗の民
そもそも世俗の人々が、
又安知臣之所為哉
又安(いづ)くんぞ臣の為す所を知らんやと。
どうして私の行為を理解することが出来るでありましょう。
今日は、「プロ野球誕生の日」です。
昭和9年 (1934年)12月26日、読売巨人軍の前身である、
日本初の職業野球チーム「大日本東京野球倶楽部」が結成されました。