男子が誕生した喜びを表わした四字熟語です。
男の子が生まれると、まず寝台の上に寝かせ、袴を着せ璋(ショウ:半球の玉)をオモチャとして与えました。
徳を璋になぞらえ、将来は立派な君子となり王となることを願ったそうです。
『詩経』小雅の中の斯干(シカン)と題した詩の一節です。
乃生男子、
乃(も)し男子を生まば、
もしも男子が生まれれば、
載寢之床、
載(すなは)ちこれを床に寢(い)ねしめ、
寝台に寝せ
載衣之裳、
載ちこれに裳(ショウ)を衣(き)せ、
裳(はかま)を着せ
載弄之璋。
載ちこれに璋(ショウ。たま)を弄(ロウ)せしめん。
璋(ショウ)の玉をもたせよう。
其泣喤喤、
その泣くこと喤喤(コウコウ)たれば、
その泣きごえが大きければ、
朱芾斯皇、
朱芾(シュフツ。赤い前垂れ)皇たりて、
輝ける赤い前垂れを着けさせ、皇帝のよう、
室家君王。
室家(シッカ)の君王たらん。
一家の主となるであろう。
今日は『クリスマス』です。
西暦336年にイエス・キリストの降誕の日と決定されました。
キリストがこの日に生まれたというのではなく、ローマの冬至を祝う「太陽の祝日」と結び附けて、イエス・キリストの降誕記念日(キリスト降誕祭)としたそうです。
この間、異教徒との様々な軋轢があったようです。
日本では、宗教を越えた年末の国民行事となっています。