「出藍」は、藍(アイ)という草からとった染料で染め物をすると、藍の色よりももっと青くなると言うことで、【出藍之誉】は教えを受けた弟子が先生よりもすぐれた人になることを表す四字熟語です。
藍はタデ科の一年草の名です。
紀元前4~3世紀、中国の戦国時代の思想家である荀子(じゅんし)の言説をまとめた書物である『荀子』が出典です。
荀子は、先輩の孟子(もうし)の「性善説」に対し、「性悪説」を唱えた人です。
荀子は言いました
『学問は途中でやめてはいけない。青の染料は藍という草から取るが、藍よりもいっそう鮮やかな青色になる。氷は、水からできたものだが、水よりも冷たい』
この『青は之(これ)を藍より取りて、藍より青し』を、短く言い換えたのが【出藍之誉】です。
3月3日雛祭りでの快挙。
『ノルディックスキー・ジャンプのW杯女子個人第11戦が3日、山形市蔵王であり、
15歳の高梨沙羅が日本選手として初優勝』