【姓を易(か)え、命を革(あらた)む】と訓読みされます。
王朝が交代することを表わした四字熟語です。
中国では天子(国を治める者)は天命によって天子となれると信じられて、天子に徳が無くなれば天命は他の人に下ると考えられていました。
司馬遷の『史記』暦書に
「王者が姓を易え天命を受けると、必ず始初を慎み、正朔を改め服色を易える」
と記載がありますように、
王者が革命を起こし天命をうけ(て新しい王朝を立て)たときには、
まず最初を慎重にしなければならない。
暦を改正し、王者の服の色を改める。
その時の国を治めている者たちに、不徳な者が現われ国民が離反するようになれば、天は必ず新たに徳のある者たちに、国を任せる。
という中国古来の天命思想を述べたものが【易姓革命】です。
中国では、昔から国を治めるものは、天命によって決まると信じられていました。
国を治めるものに徳が無くなり、国民に不満が鬱積すれば、天命は他の者に国を任せるものだ、
と信じられていました。
新聞の見出し
『香港占拠、米英は民主派ら支持 双方に冷静な対応求める』