文官はこころ恬(やす)らかに、武官は嬉(たの)しむ、と言う意味で、世の中が平和になり、文官も武官も心安らかに楽しむことを表します。
唐の11代憲宗(806年~820年)の世、淮西(ワイセイ)の節度使・呉元済(ゴゲンセイ)が横暴を極め反抗を続けていました。
憲宗は軍を派遣したが鎮圧に失敗していた。群臣の多くは撤兵を進言したが、裴度(ハイタク)だけは討伐を主張し、自ら進軍の許可を得、817年10月には乱を鎮定しました。
韓愈がこの呉元済の乱を鎮圧する軍に行軍司馬として、従っていました。
憲宗は韓愈に命じて「平淮西碑:淮西を平(たい)らぐるの碑文」を作らせました。
肅宗代宗、德祖順考、
粛宗・代宗・わが君の祖父徳宗・父順宗は
以勤以容、
治安に勤め(て賊を討たれた)、(降将を赦して)受け容れたりされた。
大慝適去。
その結果大悪人は、去ったのである。
稂莠不薅
害草(のような小賊)は、(除かれて)くさぎる必要がなくなった。
相臣將臣、文恬武嬉、
大臣や大将(と共に)文官は安んじ武官は楽しんで、
習熟見聞,以為當然。
見開に習熟し、当然のことと考えている
1981(昭和56)年、国連総会によって『国際平和デー(世界停戦日)』が制定されました。
2002(平成14)年からは9月21日に固定されました。
2002年から、この日は『世界の停戦と非暴力の日』として実施され、この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けています。