マザー・テレサ(1910年8月26日~1997年9月5日)はカトリック教会の修道女。
修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。
「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、「テレサ」は修道名です。
カルカッタで始まったテレサの貧しい人々のための活動は、後進の修道女たちによって全世界に広められています。
生前からその活動は高く評価されていました。
1979年(69歳)「高貴な人間愛の象徴」としてノーベル平和賞を受賞。受賞にあたり
「私は受賞者に値しませんが、貧しい人々に代わって、この名誉ある賞をいただきます。
私は、社会に望まれず、愛されず、顧みられていない、と感じているすべての人々。
社会の負担となってみんなから避けられている人々、お腹をすかせている人々、障害者、
盲人、ホームレスなど。こうした人々の名において、ノーベル賞を受けることを、
有難く思っています。」とコメントされた。
1980年(70歳)バーラ・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、
1982年(72歳)マザーテレサは日本を訪問されました。その時に、長崎の原爆資料館を見て
「原爆は、悪魔の行為です。核を作った人、使った人は、どういう結果をもたらすか、
資料館を見て欲しい。」と言われました。
1983年(73歳)エリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けました。
1996年(86歳)アメリカ名誉市民に選ばれました。
1997年(87歳)秋に心臓発作で亡くなられました