空と海とが一続きになって、ともに青々として一色になり、区別がつかないことを表わします。
【水天:スイテン】は、水と空、海と空を言います。又その接するところも言います。
【一碧:イッペキ】は、青一色という意味で、一面に青い色となることを言ってます。
【碧】は、青く美しい石のことです。そこから、みどり、あお、あおみどり、などの
色を表わす字としても使われます。です。
杜甫の「絶句」に 『江(コウ)碧(みどり)にして鳥(とり)愈々(いよいよ)白く』とあります。
王勃(オウボツ:初唐の詩人)の「滕王閣序トウオウカクのジョ」にある
落霞(ラッカ)と孤鶩(コブ)と斉(なら)び飛び、
夕焼けと鴨一羽 共に来たり
秋水は長天と共に一色なり
秋水 長天 まさに一色
から【水天一碧】の四字熟語が生まれました。
2003年から7月第3月曜日が『海の日』になりました。