【學は及ばざるが如し】と訓読みされまして、
学問というものは、いくらやっても追い着けなく、もうこれで良い、ということはない。
と言う意味です。
『論語』泰伯篇にでている、大変に短い文章ですが、言わんとしていることは
学問には限界がない。しかし見当違いなことをやってはいけない。
学問の目的は、真理の探求であり、それを踏まえて、人類進化に役立たせることである。
と孔子は言っているようです。
子曰、
子日く、
孔子が云いました、
學如不及、
学は及ばざるが如くするも、
学問というものは、追いかけても、追いかけても、追いつけないばかりか、
猶恐失之。
猶(な)ほ之(これ)を失わんことを恐る。
それでもなお、学ぶところを見失いがちな心配があるものだ。
今日は『哲学の日』だそうです。
紀元前399年、ギリシアの哲学者・ソクラテスが告発され、時の権力者から死刑宣告を受けました。
弟子たちは脱獄を勧めましたが、「悪法も法」だと言って毒杯をあおったとされています。