【身命を惜(お)しまず】と訓読みされまして、自分の命を惜しまないこと、を表す四字熟語です。
元来仏教用語で、自分の身命を惜しまず仏道に精進することを言います。
菩薩(悟りを求めて修行する人)が衆生(全ての人や動物)を救うために、
自分の身命をなげうつことを言います。
『法華経』に、【不惜身命】の記載があります。
若(も)し人精進して、
常に慈心を修め、
身命を惜しまざれば、
乃(すなは)ち爲に(この経を)説(と)くべし。
寛政12年(1800年)閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発しました。
因んで『地図の日』と言うようです。
50才で隠居後、天文学、暦学、西洋数学等を学び、全国各地を測量し、
『大日本沿海輿地全図』を完成させました。