清く正しいまことの心をもって、ただ一筋の道を生き抜くこと、を表した四字熟語です。
【真(眞)】は、正字体が【眞】です。匕+県 を組み合わせた会意文字です。
「匕」は人を逆さまにした形で、死者の形。
「県」は、首を逆さまに懸(か)けている形で、
【眞】は、不慮の災難にあった行き倒れの人をいいます。死者はもはや変化するものでは
ないから、永遠のもの、まことの存在の意味となり、「まこと」の意味となりました。
【実(實)】は、正字体が【實】です。宀+貫を組み合わせた会意文字です。
「宀(ベン)」は祖先の霊を祭る廟(みたまや)の屋根の形です。
「貫」は、貝の貨幣を貫いて綴り合わせたもので、
それを廟に供える形が【實】で、ゆたかな供え物を表します。それで「みちる」の意味となりました。
【真実】は、うそいつわりでない、本当のこと。まこと。
【一路】は、ひとすじの道。
【真実一路】は、昭和10年(1935)、雑誌『主婦之友』に掲載された、山本有三の同名の長編小説(1936年完結)によって有名になった言葉です。
真実一路を貫きながら、周囲の人達を幸せにできない主人公の生き方を描いた小説です。
「捏造」の有無と、「STAP細胞」の有無は別のことだと思います。
正しい画像があるそうですからそれを公表すれば済むでしょうし
200回も成功しているなら、201回目を公開すればいいのではないでしょうか。