苦しんで学び、努力して物事を実行することを表した四字熟語です。
【困知】は、苦しみて知るという意味です。
【勉行】は、ひたすら努力を重ねて実践することを意味しています。
『中庸』に記載されている四字熟語で、
人間の才能は
「生知安行」 生まれながらに知り、安んじて行なう
「学知利行」 学んで知り、ためになると考えて行なう
「困知勉行」 苦労して知り、努力して実行する
三段階に分けられるが、要するに結果は同じであるから、才能の劣っているものでも、大いに学び
それを実行すべきことを勧めている 言葉です。
一方『論語』によりますと、それぞれに順序立てがされています。
孔子日わく、生まれながらにして之を知る者は、上なり。
孔子云う、「生まれながらにして道理を知っている者は、最上の人物である。
学びて之を知る者は、次なり。
学んで道理を知る者は、その次の人物である。
困しみて之を学ぶは、又其の次なり。
ものごとに行き詰まって、困窮する現実の中から道理を学び取る者は、
又その次の人物と云ってよかろう。
困しみて学ばざるは、民(たみ)斯(これ)を下と為す。
行き詰まって困窮しても、その中から何も学び取ろうとしない者は、人として最低だ!」と。
3月14日を円周率の近似値3.14にちなんで日本数学検定協会が「数学の日」としたそうです。
参考までに円周率の覚え方です
3.141592653589793238462643383279
さんいしいこくにむこうさんごやくなくさんぷみやしろにむしさんざんやみになく
産医師異国に向う産後厄無く産婦御社に虫散々闇に鳴く