伝統の海老根和紙を手作りする体験する「紙すき体験」が２９日（日）、郡山市田村町の大安場史跡公園で行われる。
 中田町海老根地区に伝わる海老根和紙は、薬品を使わずに純粋な原料で製作。丈夫で、時間が経つほどに白みを帯びていくのが特徴。江戸時代から昭和６３年当時まで続いた伝統の紙すきを、海老根伝統手漉和紙保存会が平成１０年に復活させた。
  紙すきの工程を楽しみながら、柔らかい手触りのいい和紙づくりに挑戦。保存会のメンバーが指導する。エプロン、タオル持参。軽作業に適した服を着用する。

  ▼午前１０時から午後１２時。定員２０人（先着順）。材料費６００円。８日（日）午前９時から電話、またはガイダンス施設事務所で申し込みを受け付ける。問い合わせは大安場史跡公園（電話024-965-1088）へ。