日本の伝統的なカードゲーム「かるた」の伝来から現在までの変遷をたどりながら、さまざまなカルタを展示する展示会が2月18日までいわき市勿来関文学歴史館で開かれている。
　16世紀にポルトガル人によってもたらされたとされるカルタは、はじめはトランプの一種として遊ばれていたが、江戸時代に貝合わせや貝覆いと融合して、現代の歌かるたへと変貌していった。
　今展では、日本最古のかるた「天正かるた」のアレンジ版や、その後継となる「うんすんかるた」のほか、かるたの遊び方を決定づけた「貝合わせ」、小倉百人一首をはじめとする和歌を書いた「歌かるた」などを展示し、歴史を紹介する。
　
　▽日時：2月18日（火）まで。午前9時〜午後5時（受付は午後4時30分）
　▽観覧料：一般320円、中学生から大学生210円、小学生160円
　▽休館日：1月1日、1月15日
　
　会期中は、ワークショップ「カルタをつくろう」も開かれる。
　▽日時：1月4日（土）午前９時〜正午
　▽会場：吹風殿
　▽定員：30人（要電話予約、12月31日締め切り、小学生以下は親子で申し込む）
 
　申し込み・問い合わせは、いわき市勿来関文学歴史館（電話0246－65－6166）へ。