福島県、県阿武隈地域振興協議会主催の「阿武隈地域シンポジウム～今こそ見直そう＜里山のチカラ＞。今こそ活かそう＜地域の宝＞～」は、日本総合研究所調査部主席研究員の藻谷浩介さん（49）を迎えて、11月10日午後1時30分から福島市の福島ビューホテルで開かれる。
　演題は「里山の魅力、再発見～阿武隈地域の再出発に向けて～」。
藻谷さんは山口県生まれ。東大法学部卒。日本開発銀行、米コロンビア大ビジネススクール留学などを経て、現職。地域振興や人口成熟問題に精通し、研究、著作、講演活動を重ねている。
　近著「里山資本主義」はベストセラーとして話題を集めている。
引き続き、「＜地域の宝＞の見つけ方～新たな視点によるあぶくまの魅力について～」をテーマにしたパネルディスカッションがある。パネリストは、櫻田裕茂さん（伊達市地域おこし支援員）、関元弘さん（二本松市ななくさ農園・ななくさナノブルワリー代表）、二瓶恵美子さん（田村市・滝根町商工会女性部長）。コーディネーターは吉岡正彦さん（ふくしま自治研修センター総括支援アドバイザー兼教授）。

　▽日時：11月10日（日）午後1時開場　第1部・講演 午後1時30分、第2部・パネルディカッション 午後3時
　▽会場：福島ビューホテル（福島市太田町13-73、電話024-531-1111）
　▽入場：無料