原子力に依存しない、持続発展可能な社会づくりを進める「ふくしま復興・再生可能エネルギー産業フェア2012」は11月7、8の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる。福島県、公益財団法人福島県産業振興センター主催。入場・セミナー参加無料。
　「脱原発」を決めた福島県が今後、多様な資源を生かし新たな産業を生み出すことを目的にしたフェア。今回は再生可能エネルギーの飛躍的推進を主要な柱のひとつに位置付けた。再生可能エネルギー関連の150企業、団体が参加し、テクノロジーの粋を集めた最新機器類を展示する。
　初日は午前9時40分からオープンセレモニーのほか、再生可能エネルギー技術セミナー、企業経営者・技術者向け講演会、分野別専門セミナーがある。2日目は分野別専門セミナー、トップセミナー・中央省庁セミナー、取引商談会、同時開催セミナー。展示会場2カ所では28団体、企業が自社開発製品などのプレゼンテーションを行う。
　開場は、両日とも午前10時～午後５時まで。
 
　【イベント】
　◇7日＝企業経営者・技術者向け講演会「再生可能エネルギーと電気自動車で創る明るい未来」（午後1時～2時30分）▽再生可能エネルギー技術セミナー・福島県内大学における新たな取り組み「地域イノベーション戦略支援プログラムの概要」「次世代太陽光電池の研究開発計画」「災害に強いエネルギー 自立・自然共生システム基盤技術の研究計画」「持続循環社会を実現するスマートグリッド情報基盤の研究計画」「再生可能エネルギー産業のための人材育成プログラム計画」（午前10時～正午）▽分野別専門セミナー「風力発電事業による産業振興及び雇用創出の可能性」「太陽光電池が切り拓くスマートな暮らし」「バイオマスと再生可能エネルギーの利用による地域活力創造」（午後3時～4時45分）▽出展者交流会（午後5時30分～7時）
　◇8日＝トップセミナー・中央省庁セミナー「21世紀世界の再生可能エネルギー・真の価値」（午後1時～4時）▽分野別専門セミナー「再生可能エネルギーと国内クレジット制度及びカーボンオフセットについて」「電気自動車が切り拓くスマートシティの未来」「産総研福島拠点における再生可能エネルギー研究開発」（午前10時30分～午後零時15分）▽同時開催セミナー「再生可能エネルギーは中小企業のビジネスチャンスの宝庫だ」（午後3時～4時30分）▽取引商談会（午後1時～4時）
　申し込みと問い合わせは、福島県産業振興センター技術支援部（電話024-959-1961、ファクス024-959-1952）、E-mail reif2012@f-open.or.jp へ。　　　http://reif-fukushima.jp/