郡山市のこおりやま文学の森の特別企画展「宮沢賢治と玄侑宗久～慈悲の心とその風景～」は１０月２０日、同文学資料館で開幕する。１２月９日まで。
　「賢治こども館」も同時オープン。
　宮沢賢治は「春と修羅」「グスコーブドリの伝説」「セロ弾きのゴージュ」「注文の多い料理店」などの作品で知られる。独特な作風は農民の苦しみや宮沢の帰依した仏教にちなむものが多いと言われている。賢治に大きな影響を受けた芥川賞作家玄侑宗久さんの作品は、仏教を基に独特の世界観を生み出している。様々な資料を通して二人の文学が生まれた原風景にせまる。
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　１１月１３日は玄侑侑宗久さんの講演会を郡山市音楽・文化交流館（ミューカルがくと館）で開く。午後１時30分～同３時まで。入場無料だが整理券が必要。整理券は１１月１日から、ミューカルがくと館、市政情報センター、郡山市民文化センター、こおりやま文学の森資料館で配布する。
 　１０月２８日は「宮沢賢治朗読会」を郡山市久米正雄記念館で開く。午後２時～同３時まで。テレビユー福島アナウンサーの渡辺奈菜さんを迎えて、賢治の童話や詩の朗読がある。申し込みはいらない。
　問い合わせは、こおりやま文学の森（電話024-991-7610 ）へ。
　http://www.bunka-manabi.or.jp/bungakunomori/