全国歴史研究会の第28回全国大会「奥州白河大会」は10月19日、福島県白河市で開幕する。
　東日本大震災からの復興支援と、全国歴史研究会創立54周年を記念した大会。21日までの3日間の日程で、式典、記念シンポジウム、名所旧跡の見学会などを予定している。
　初日はホテルサンルート白河（ＪＲ新白河駅前）で式典があり、記念シンポジウムの基調講演、旧藩当主らを迎えたパネルディスカッションなどを開く。2日目からは国史跡指定・白河関跡、南湖公園、白河小峰城、戊辰戦争白河口の戦いの跡をめぐる史跡探訪がある。
　奥州白河大会実行委員会（実行委員長・和知繁蔵白河商工会議所会頭）主催。
　【19日】▽式典（午後1時30分～同2時20分）▽記念シンポジウム（午後2時30分～同5時）＝基調講演「白河関周辺の歴史とロマン」（午後2時30分～同3時30分）＜講師：佐川庄司・白河市都市計画政策室長＞、パネルディスカッション「ご子孫が語る戊辰戦争白河口の戦い」（午後3時40分～同5時10分）＜パネリスト：丹羽長聰・二本松藩丹羽家18代当主、松平忠昌・忍藩松平〈奥平〉家16代当主、阿部正靖・白河藩阿部家22代当主、コーディネーター：平田重樹・阿部藩家老平田家14代当主＞▽アトラクション「安珍念仏踊り」▽祝宴（午後6時～同8時）
　【20日】▽見学会＝国史跡指定・白河関跡、南湖公園、白河小峰城
　【21日】▽見学会＝戊辰戦争白河口の戦いの史跡