福島大は１１月１０、１７の両日、特別公開講座（大同生命保険寄附講座）を福島市の２会場で開講する。
　震災、原発事故で影響を受けた県内中小企業が活路を切り開くための経営学講座。４人の講師陣が講義する。同講座は６回目。
　中小企業経営者や後継者、一般社会人が対象。１０日は福島学院大福島駅前キャンパス、１７日は福島大が会場。定員１００人。受講料３０００円。資料代込み。
 
　【講座内容】　◇１０日＝「ピンチをチャンスに」～“逆転の発想”で中小企業の活路を拓く～＜講師：氏家秀太・フォロインプレンディ代表取締役社長＞▽「再生可能エネルギーを活用する中小企業」～奥飛騨で熱帯の果物を生産～＜講師：渡辺祥二・農業生産法人ＦＲＵＳＩＣ（フルージック）代表＞
　◇１７日＝「中小企業の人材をアクティベートする」～地域ぐるみで人材確保と育成を実践～＜講師：西川和明・福島大経済経営学類教授＞▽「決算書で自社を語ろう！」＜講師：行形裕司・ＴＫＣ全国会税理士 税理士事務所長＞
 
　１１月９日までに受講申込書かコピーに必要事項を記入、ファクス（024-548-3182）、または郵送（〒960-1296 福島市金谷川１、福島大学経済経営学類事務担当）で申し込む。定員になり次第締め切る。１０日は午後４時３０分から異業種交流を兼ねた懇親会がある。参加費無料。