乳がんについて正しい知識を身に付け、早期発見、治療を目指すための乳がん啓発キャンペーン・乳がん検診受診率向上市民会議「ピンクリボンｉｎ郡山」が１０月２１日、郡山市のビッグ・アイで開かれる。
　乳がんは、検診によって早期発見、治療することで治る可能性が高い。しかし、欧米に比べて日本の検診受診率は低く、乳がんで亡くなる人の数は年々増えている。
　こうした中、全国各地で乳がん啓発運動「ピンクリボン運動」が各地で行われるようになった。
　当日は、乳がんについての知識を深める講座や講演会が行われる。
　「乳がんについて正しい知識を身に付けよう」（午前１０時１０分から午前１１時４５分）
　　▽検診：二瓶光晴さん（日本乳癌学会専門医）
　　▽診断：松嵜正寛さん（日本乳癌学会専門医）
　　▽治療：片岡直人さん（日本乳癌学会専門医）
　　▽患者さんから学ぶ：野水整さん（日本乳癌学会専門医）
　「乳がん公開講座」（午後１時１５分から午後２時５０分）
　　▽乳がん検診自己触診指導：山田晴美さん（福島県保健衛生協会）
　　▽乳がんなんでも質問コーナー
　　　司会：野水整さん
　　　コメンテーター：二瓶光晴さん、片岡直人さん、松嵜正寛さん、藤田由紀さん（乳がん看護認定看護師）など
　　　ゲストコメンテーター：赤須太郎さん（余命１カ月の花嫁）
　特別講演「誇り高く、美しく」（午後３時から午後４時）
　　▽講師：ワット隆子さん（あけぼの会会長）
　　▽定員２５０人（先着順）
　　▽参加無料

　特設コーナーとして、乳がん検診施設情報、ウイッグや下着など患者の支援、乳がんおしゃべりカフェも設けられる。
　問い合わせは、「ピンクリボンin郡山」実行委員会事務局（電話024－923－3711、星総合病院内）へ。