鎮魂の祈りと、これから生きていく自分たちへのエールを歌い上げる「つぶてソングの集いｉｎふくしま」が３０日（金）、郡山市民文化センターで開かれる。「つぶてソングの集い」プロジェクト（浜中康子代表）主催。

　福島市在住の詩人和合亮一さんが震災直後からツイッターで発信している「詩の礫(つぶて)」に、親交のある音楽家新実徳英さん（桐朋学園大大学院大学教授）が心を動かされて作曲したのが今回歌い上げる「つぶてソング」。

　プログラム曲目は「あなたはどこに、フルサト、放射能」と「燃え上がろう、許せるかあなたは、誰もいない福島」の２曲。

参加者のプロ、アマ、合唱経験は問わない。新実さんの指揮で合唱する。安積黎明高合唱団が賛助出演する。

午後６時開場、同６時３０分開演。入場無料だが、整理券が必要。郡山市内の各公民館、同文化センターで配布している。定員８００人。

事前練習はなく、当日はメロディー、歌詞付きの楽譜を配布する。

今回の集いでは、新実さん、和合さんの対談もある。

３１日（土）は同文化センターでワークショップも開く。参加無料。「中学・高校生のための合唱セミナー」と「音楽家のためのバロックダンス－メヌエットを踊りましょう－」の各講座で、講師はそれぞれ新実さん、浜中さん。

問い合わせは、「つぶてソングの集い」ｉｎふくしま事務局（ふくしまＦＭ内）へ。電話024-991-9000