ＦＳＧカレッジリーグは３月１７日（土）、講演会「福島の食の安全について考える」を郡山市方八町の専門学校・国際情報工科大学校で開く。

　福島第一原発の事故以降、放射線は県民生活にさまざまな影響を及ぼしている。とりわけ「食」に対する不安要素は深刻で、暫定規制値のあり方や考え方などで正しい情報、認識が不足している現状。

　このため、今回の講演会は①原発事故以降の福島県食品モニタリングの経緯②検査体制と検査の実態③食の安全④今後の課題－などをテーマに開催する。

　国際情報工科大学校は、文科省の「東日本大震災からの復旧・復興を担う専門人材育成支援事業」を受託。放射線分野の学識者、企業、自治体などと連携し、新たなプログラムの開発・実証、人材育成を通じて放射能問題の解決にあたる。

事業の主な内容は、「放射線に関する豊富な知識と各種放射線測定機器に精通した人材の育成」「放射線に関する知識と測定方法の習得」「地域住民、企業、学校、行政の線量測定サービスや情報提供」。

　▽日時：３月１７日（土）午後３時～同４時

　▽場所：専門学校・国際情報工科大学校（郡山市方八町２-４-１５）※ＪＲ郡山駅東口側、徒歩７分

　▽講師：武地誠一氏（福島県農業総合センター安全農業推進部分析課長）

　▽定員：１００人。※先着・事前申し込み

　▽入場料：無料

　▽申し込み・問い合わせ：ＦＳＧカレッジリーグ専門学校・国際情報工科大学校（電話024-941-0010）へ。受付時間は午前９時３０分～午後５時３０分