ハーモニカ奏者・和谷泰扶（わたに・やすお）さんの「クラシックハーモニカの室内楽～今、懐かしの楽器が動き出す～」は４日、会津若松市文化センターで開かれる。

クラシック、抒情（じょじょう）歌、タンゴなどの名曲の数々を、楽しいトークと解説を交えて贈る癒しのコンサート。

チェロに菊地知也さん（東京芸大卒、桐朋学園大、桐朋学園芸術短大非常勤講師）、ピアノに荒尾岳児さん（東大卒、東京芸大非常勤講師、東京音大准教授）を迎える。

和谷さんは６歳からハーモニカを学び、同志社大卒業後は招待留学生として渡独。１９８８年の国際ハーモニカ・コンクールで１位・特別賞に輝き、翌年は第２回ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス１位を受賞。新日本フィルなど多くのオーケストラと共演している。２００３年には東京芸大で、ハーモニカとしては初めてのリサイタルを開いた。これまでのハーモニカの概念を塗り替える超絶技巧と音楽性は、世界的な注目を集めている。ホーナー・コンセルヴァトリウム主任講師、洗足学園音楽大学講師を務める。

＜演奏曲目＞

荒城の月、ふるさと、リベルタンゴ、剣の舞、チャルダッシュ、ラプソディ・イン・ブルー、白鳥ほか

▽時間：午後１時３０分開場、同２時開演

▽チケット：一般１０００円、大学生以下５００円、全席指定

▽問い合わせ・申し込み：會津風雅堂TEL0242－27－0900