第１０回郡山市男女共同参画フェスティバル「～明日につなごうみんなの絆～」（郡山市、郡山市男女共同参画フェスティバル実行委員会主催）は２４、２５、２６の３日間、同市麓山の男女共同参画センター（さんかくプラザ）で開かれる。

　期間中は市民自主企画、利用団体による舞踏・楽器演奏の発表、研究成果発表展示があり、原発問題や震災、ジェンダー（性別）、女性の位置などを考える。

　２５日午後１時からのオープニングセレモニーでは、コンサート、市民の歌の斉唱、自分らしく生きるための作文コンクール表彰式に続き講演会がある。講師はジャーナリストで和光大教授の竹信三恵子さん。演題は「震災でなぜ女性支援が必要なのか」。

　竹信さんは１９７６年、朝日新聞に入社。経済部記者、シンガポール特派員、学芸員次長、編集委員兼論説委員（労働・ジェンダー担当）などを経て、２０１１年４月から現職。

　２００９年、非正規労働の問題点をめぐる一連の取材活動で貧困ジャーナリズム大賞を受賞。「日本株式会社の女たち」（朝日新聞社）、「ワークシェアリングの実像」（岩波書店）、日本労働ペンクラブ賞を受賞した「ルポ雇用劣化不況」（岩波新書）など著書多数。

　講演会は定員１５０人だが、現在も申し込みを受け付けている。問い合わせは、さんかくプラザ（電話024-924-0900）へ。

　タイムスケジュール次の通り。

　【２４日】

　▽市民自主企画（午前１０時～正午）＝「チェルノブイリからフクシマを考える」

【２５日】

　▽市民自主企画（午前１０時～正午）＝「ジェンダーって何？～カルタを体験しながら考えてみませんか？～」、「歴史の中の女性の位置」▽オープニングセレモニー（午後１時～）＝ハートフル・バイオリン・アンサンブル、郡山市民の歌斉唱、自分らしく生きるための作文コンクール表彰式

【２６日】

　▽市民自主企画（午前１０時～正午）＝「ドイツの現状報告～震災と女性たち～」、ふれあい発表会「利用団体による舞踏・楽器演奏等の発表」（午後１時３０分～同３時）

　ジェンダーって何？～カルタを体験しながら考えてみませんか？～」、「歴史の中の女性の位置」▽オープニングセレモニー（午後１時～）＝ハートフル・バイオリン・アンサンブル、郡山市民の歌斉唱、自分らしく生きるための作文コンクール表彰式

【２４～２６日】

▽利用団体等の研究成果発表展示、震災支援コーナー