郡山市の西部学習スポーツセンター（前林貞夫センター長）は11月10、11の両日、小学3、4年生を対象にした「宿泊体験教室～ロケットで遊ぼう！！」を開いた。
　他校生との宿泊体験を通して社会性や協調性をはぐくんでもらおうという狙い。61人が参加した。
　今回はロケット遊びは、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還でブームとなった宇宙開発にスポットを当てた。ロケットの仕組みやエンジン、打つ上げについてクイズ方式で楽しく学んだ。傘袋を素材にしたロケット工作もあり、完成後は児童たちが飛距離を競い合った。
　火薬ロケットの打ち上げ実験では、高く遠く上がる模型ロケットに歓声を挙げて楽しんだ。軍手とガムテープを素材にした宇宙服グローブ作りや、ボルト締め、ペン描画にも興じた。
実際に宇宙飛行士が食べたスペースカレーの試食も体験。児童たちは「味が濃い」「うまい」などと感想を述べていた。
　2日目は屋内でのスポーツレクリエーションに汗を流した。
　郡山市ふれあい科学館の水谷有宏さん、西部学習スポーツセンターの佐藤成海さん、若林久美子さんが講師を務めた。