こんにちは、お元気でいらっしゃいますか。
 
　今月はポーランドは秋の雰囲気でした。夏がとてもきれいな季節ですが、秋も綺麗です。暑い夏のあと、秋が来ると、ほっとします。しかし、雨、曇りが多く、その上、寒い秋は好かれてないです。
　紅葉が楽しみです。ポーランドの場合は、紅葉というよりも、黄葉と言えばいいでしょう。黄色の葉っぱのほうが多いです。そのため、ポーランドの秋は「黄金の秋」と呼ばれています。ただし、南の方にある山へ行きましたら、やっぱり様々の色の葉が見られます。黄、赤、茶色の木が混じっていて、絵のような景色です。日本のもみじはポーランドや他の外国人にとってとても綺麗ですが、ポーランドの黄色の葉っぱも違う風に綺麗です。ポーランド国は農業国ですから、田舎の道が多くて、森も多いですし、そういう雰囲気を味わうことができます。それぞれの国は自分の魅力的なところがあると思います。
 
　先週、初雪が降りました。初雪はいつもすぐに溶けてしまいますが今年はどうでしょう。もう冬ですか、それとも秋がまだ続くのでしょうか。前回書きました「前冬」なしで、直接冬に入るのでしょうか。最近、気候がちょっと変で、どうなるかわかりません。もう少し長い秋と「前冬」がほしいです。
 
　今月は私の「名祝日」がありました。知らない方が多いと思うので、説明のために少し書きます。詳しくは「聖名祝日」と言います。ポーランドや多くのカトリックの国はそういうのを一年一回祝います。みんなは聖人の名前がついています。洗礼式中に、名がつけられて、みんなの名は洗礼名です。毎日誰かの「名の日」（imieniny　イミエニネィ）です。英語では教派によらず 「name day」 であります。自分の名がついている日は一年中いくつかあります。ただし、習慣的には、自分が生まれて、自分の生誕に一番近い自分の名のついている日は自分の「聖名祝日」です。ちょっと複雑かもしれません。
　自分の「聖名祝日」は誕生日と同じように祝います。パーティー、舞踏会までを用意して、友達を呼んで、みんなで食べて、歌って、踊って、夜遅くまで遊びます。誕生日は１８歳か２０歳ぐらいまで祝います。披露宴みたいな「imieniny」を作る人もいます。立派なパーティーをしたくて、沢山の人を招待します。「Imieniny」中はいっぱい踊ります。
 
　『誕生日カード』というのが売ってありますね。ポーランドは「kartka imieninowa 名祝日カード」というのを作ります。アップしますので、ご覧下さい。あとは、ポーランドのカレンダーの一部で、名前が載っているページです。各日付けのそばか下のところに、名前が書いてあります。ポーランドの秋の景色の写真もつけますので、ご覧になってください。
寒くなりましたので、御身体にお気をつけて下さい。
また面白いのを書きます。

　　　ギャラリーに写真掲載・ポーランドの秋