郡山市の西部学習スポーツセンターは10月14日、元気にあそぼう!!プログラム「スーパー五輪運動会」を同市の西部体育館で開き、子どもたちの健やかな心身の育成を図った。
　福島県の未来を担う子どもたちの「心の復興」を図ろうと開催している事業のひとつ。小学3年生から６年生まで22人が参加した。
　屋内で実施した今回のプログラムは、2人組で互いに呼吸をあわせてクリアする競技2種目と、チームごとに組織力を競う4種目の計6種目の独自競技を実施した。
　競技の順位はすべてポイント制とし、事前にチームとしてどのように挑戦し、クリアしていくかをチームで考え、組織力をさらに高めるシンキングタイム（作戦タイム）を設けた。
　トランプゲームの神経衰弱を模したマット裏の同じ絵柄を探すパネルトレジャーでは、スピード重視でゴールして１位のポイントを獲得する作戦、時間を掛けて高ポイントの絵柄を探す作戦をシンキングタイムでチームごとにしっかり考え、競技を楽しんだ。
　参加者は知力と体力の両方を使って競い合うさまざまな競技に、当初は戸惑っていた様子だったが、慣れると次々に競技をクリア、チームの団結力が見違えるように高まっていった。
　最後のドッジトーナメントでは、自分のチームを応援する歓声と拍手、汗をかきながら一生懸命に競技する参加者で会場は熱気にあふれた。