郡山市西部学習スポーツセンターは10 月14 日、子どもたちの活動を支援する集団体験事業「ひがえりたいけん教室～いっぱいお友だちをつくろう！～」を同市青少年会館で開いた。
　他校の児童たちとのふれあいを通し、互いに社会性や自主性を持ってもらおうという継続事業。今回は小学1、2 年生53人が参加した。
　はじめに、想像力や社会規範を持つ心を育む「絵本の読み聞かせ教室」を開き、そのあと初対面の児童たちが仲良くなれる「なかよしレクリエーション」や、心身のリフレッシュと子どもの体力低下防止を目的にした「屋内大運動会」を行った。
　絵本の読み聞かせ教室は、あさか開成高読み聞かせボランティア部「オイガ」のメンバーが、手遊びや簡単なレクリエーションを交えた読み聞かせ、紙芝居を披露。話に飽きないよう、あちこち工夫をちりばめたストーリーだけに、児童たちは夢中になって聞き入っていた。
　なかよしレクリエーションは、同センター職員若林久美子さん、佐藤成海さんと青少年体験ボランティア「Team WestWinds」の5人が講師となり、趣向を凝らしたレクリエーションやゲームで楽しんだ。手遊び「ビームフラッシュ」や体の動きで漢字を表す「大小長短」では、はじめは恥ずかしくて縮こまって児童たちも、徐々に集団活動に慣れ、笑顔で動き回っていた。
　恒例となった屋内大運動会は、参加者を紅白それぞれのチームに分け、大玉ころがしや人間キャタピラ、玉入れなどの競技に熱戦。ふだん実施することの少ない競技だけに、一生懸命に体を動かし、汗をかいて楽しんでいた。