世界のえりすぐりの短編映画を上映する「第23回すかがわ国際短編映画祭」は11月26日、須賀川市文化センターで開かれ、国内外の14作品が上映された。

　1989（平成元）年から続いている同映画祭は毎年5月に開催してきたが、今年は東日本大震災の影響でいったんは開催中止を余儀なくされた。しかし、熱いファンの後押しもあって半年後の開催にこぎつけた。例年なら2日間の日程で約30作品を上映しているが、今年は1日限り、約半数の規模の上映となった。

今回はスイス、ドイツ、カナダ、ニュージーランド、デンマーク、日本の優れたドキュメンタリーやドラマ、アニメが上映され、心待ちにしていたファンを楽しませた。復興に向けて歩む須賀川市の映像も上映された。

主催者を代表して深谷育子実行委員長があいさつし、開催に携わった関係者、ファンらに感謝した。