ハーブ（薬草）の効能を学ぶ勉強会「知らなかった！驚きの無農薬ハーブ」は２日、タイでハーブ農園を経営する会社社長の大橋一徳さんを講師に招き、郡山市のかに徳で開いた。
　大橋さんはアウトバーン代表取締役で、タイで無農薬のハーブ農園を経営している。今回は世界保健機構（ＷＨＯ）が提唱するヘルスプロモーションの理念に基づいて、健康なライフスタイル、アンチエイジングと環境づくりについて話した。
　日常受けるストレスの変化について「ストレステストで自分が受けるストレスを可視化して知る必要がある」と述べ、実際にテストを行った。「日本人も休息を取る必要がある」と仕事に区切りをつけて休むことを勧めた。活性酸素と病気との関係、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいくことの大切さもアドバイスした。
　その上で、自分の「生活作法」を見つけ、健康や体、生活での気になる点を描きだし、改善は簡単で続けられることからはじめることを強調。「続けることが大切で、続けていくことにより少しずつでも変わっていく自分を実感することが大事」とした。
　植物の原種の持つ成分にも触れ、「ハーブは食品であるので、吸収され多く摂取しても害にならない。必要な養分は植物から食物として摂るのがよい」と述べた。
　アントシアニンが豊富な１００％タイ産の「アンチャン」も紹介し、参加者たちが試飲した。