郡山市田村町の大安場（おおやすば）史跡公園は８月６、７の両日、「古墳まつり・夏」を同史跡公園で開いた。２日間で１５００人を超える親子が参加。古代の宝飾、勾玉（まがたま）づくりや火おこし体験などを通して古代生活や文化を体験した。
　クイズ王を決める古代クイズバトルや火おこし選手権、弓矢体験、勾玉（まがたま）づくり、大道芸、物産市、ボランティアパネル展などのイベントがあったほか、展示施設内を一般開放した。
　勾玉づくりは２日間で２２７人が参加。はじめに滑石に鉛筆で形を下書きしたあと、ひもを通す穴を電動ドリルで開けてもらった。滑石を水に浸して紙やすりで削ぎ、丁寧に勾玉への形を整えていった。磨き上げまでの一連の工程は４０分ほどかかり、それぞれがオリジナルの勾玉を完成させた。
　火おこしは２日間で５３人が参加。はずみ車などを使った舞錐（まいぎり）式の発火法で火おこしにチャレンジ。火がつくと、子どもたちは歓声を上げて喜んでいた。

古代クイズバトルは、不正解で落伍していく予選を経て、決勝に進む勝ち抜き戦。３６人が参加し、古墳時代や大安場古墳に関する問題を解答していた。

クイズバトルの結果次の通り。

▽６日①村上絵里香②橋本愛希③今泉ゆら▽７日①矢吹郁②村上明日香③朝日壱平

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大安場史跡公園は９月１６日、体験学習の埴輪づくりを予定している。
　問い合わせは、大安場史跡公園（電話024-965-1088）へ。


　
 

【写真：火おこし㊧と勾玉づくり㊨する子どもたち】