郡山市の小学生たちの絵画や工作の展覧会「第１１回風土記の丘の美術展」が、７月２４日から郡山市立美術館で開かれている。郡山市立美術館、郡山市小学校造形教育研究会の主催。
　市内６２の小学校から各６点ずつが出品され、８月２６日までの会期中、週替わりで順次展示している。
　絵画や工作は、学校の図工の授業中に制作されたもので、子どもたちの普段の学習の成果を見ることができる。
　入場無料。観覧時間は午前９時３０分～午後５時。休館日は月曜日。
　問い合わせは同美術館（電話024-956-2200）へ。 　美術展の関連イベントとして、小・中学校の図工と美術の授業を体験するワークショップ「風土記の丘発　図工＆美術の時間へようこそ！パートⅦ・つくろう！あそぼう！夏まつり☆」が５日、同美術館で開催された。
　郡山市内の小中学校の図工や美術の教師と東京都図画工作研究会の会員らが講師となり、夏祭りをイメージした屋台風のブースで、約１２０人の参加者たちが工作やゲームを楽しんだ。
　会場には、木工作を楽しむ「木でつくろう」、オリジナルのうちわを作る「うちわ絵の館」、ビー玉で動くおもちゃを作る「コロコロ大作戦」、紙や毛糸でお菓子や料理を作る「カラフルレストラン」など４つの体験ブースと、わりばし鉄砲の射的と魚釣りゲームのコーナーが設けられた。
　「大人の皆さん大歓迎」という呼びかけもあり、大人たちも子どものころを思い出しながら、工作やゲームに熱中していた。