「第４８回郡山うねめまつり」は３日、ＪＲ郡山駅西口広場で郡山市の花柳流（花柳寿美雄会主）の演舞や帯の華結び実演、ゆかたコンテストなどが繰り広げられた。
　広場の舞台では、花柳美延（みえん）さんの三姫踊り（采女、萩姫、静御前）が演じられ、観客たちはあでやかな姿に魅了された。花柳社中のあやめ会、うつくしま連の三姫ばやしも披露された。
 　泉田泰子きもの学院のに着付け実演では、全日本着物よそおいコンテスト世界大会カジュアル部門で１位となった藤宮貴子さん（２９）が、鏡を使わずに４分足らずで着物を着て見せた。帯の華結びの実演は、花かつみと芙蓉（ふよう）、朝顔を結んで結び方の技が披露された。
　ゆかたdeうねめコンテストでは、デザイナーのコシノジュンコさんの姪（めい）の小篠ゆまさんがスペシャルゲストとして審査に加わり、華を添えた。４日は女優の長山藍子さんが審査を務めた。コンテストに母親と参加した市川菜奈さん（８つ）は「初めて出ましたが、緊張しないでできました。浴衣は大好きです」とハキハキと答えていた。
 　ミスうねめのパレードや新旧交代式もあり、メーンの「うねめ踊り流し・ひょっとこ踊り」には約３０００人が参加。会場にはドラえもんも登場し、子どもたちと交流を深めていた。