皆様、今日は！！！！！！！！６月の一番大事なニュースは（ポーランドの子供にとって）、夏休みが始まることです。
　毎年、６月の２０日ごろの金曜日に終業式が行われます。今年は例外的に２９日に行われます。学年が長すぎると子供たちはみんな悩んでいます。しかし、そろそろ休めますから、楽しみにしているそうです。
 ５－６月中は一生懸命に勉強します。特に５月の後半と６月の前半です。その間には成績が決められますから。終業式のある日は学生と先生がまず体育館に集まります。体育館は、前日に綺麗に飾られまして、夏休みを連想する言葉が書いてある紙や絵が壁につけられます。儀式のときに、先生がお洒落な服を着て、学生が、白いブラウスと黒いか紺色のスカートやズボンを着ます。ポーランドには制服がありません。最初は、校旗を持っている学生が体育館に入りまして、みんな立ち上がって、校長先生の挨拶をききます。小・中・高校の卒業式のときには、国歌も流されます。校歌のある学校はそういうのもききます。そして、一番成績のいい学生はみんなの前で、ポーランドの国旗（白赤の線）のついている成績証明書（普通は国旗なしです）と賞になっている本をもらいます。体育館でのセレモニーが終わってから、自分の教室へ移動します。そこで担当先生との別れの言葉をきいて、ポーランドの国旗のついてない成績証明書をもらってから、解散になります。その瞬間から夏休みです。９月１日までです。大学生の場合は、５月中に試験に受かりましたら、６月から夏休みに入ります。大学生は１０月１日までです。永いですかね。　　
 
  違う話になりますが、６月の一つの木曜日は聖体祭という祭日になっています（年によって、時々５月中です）。ミサのあと、行列を作って、自分の住んでいる地域を回ります。歩きながら、聖歌を歌ったり、お祈りをしたりします。所々、臨時祭壇が置かれていて、その前で停まって、また、お祈りします。行列に参加する人だけではなくて、行列に添って歩く人もお洒落な服を着ています。ポーランド人にとって、大事な日です。
国によって、習慣が違います。それがいいと思います。どこでも同じでしたら、つまらないかもしれません。日本の祭りも面白くて、私は大好きです。もう少ししたら、七夕祭りですね。楽しくお過ごしになってください！