空港にハート型のひまわりをつくる「ひまわり咲かそうプロジェクト＠福島空港」が１０日、同空港滑走路の西側斜面で行われ、市民や航空会社員ら約１５０人が種まきを行った。
　空から見る「ハートのひまわり」と題した今回のプロジェクトは、全日本空輸（ＡＮＡ）が主催、須賀川観光協会、須賀川市、玉川村が協力した。
　梅雨の晴れ間となったこの日は、野外作業には最適の気候。長靴、軍手をつけた参加者たちは、縦６０メートルのハートの枠内で等間隔にひまわりの種を植え付けていった。約６０日後の８月初旬には、元気の出る黄色の大輪が一面に咲き誇るという。関係者は「元気に上を向いて、希望の花咲く空港にしたい」と話していた。
　札幌便が発着陸した際は、全員で手を振って歓迎し記念写真に収めた。
　オープンセレモニーでは、ＡＮＡエアサービス福島の松本修治社長、石森春男玉川村長があいさつし、佐藤徹也須賀川青年会議所理事長が進行役を務めた。
　　　　　　　　　　　　（２０１２・６・１１）