ブラスアンサンブルの「上野の森ブラス」を招いた、郡山南ローターリークラブ（ＲＣ）主催の青少年自由音楽会が27日、郡山市大槻ふれあいセンターであり、メンバーと小中学生らが吹奏楽演奏を通して交流を深めた。

音楽を通してみんなが気持ちを明るく、心に安らぎを持ってもらおうと、郡山南ＲＣが創立40周年を記念して開いた。音楽会に先立ち、伊藤治会長らがあいさつした。

自由音楽会は5人のメンバーによる直接指導と公開演奏、それにメンバーのコンサート、合同演奏会の３部構成で開いた。参加した約100人の小中学生たちがリーダーの杉山淳さんらから音の強弱や間合いなどの指導を受け、演奏の上達法を一時間半余り学んだ。
　メンバーによるコンサート、小中学生らとの合同演奏会では、「森の音楽会」や「花のワルツ」「ソーラン節」「上を向いて歩こう」「陽はまた昇る」など20曲余りを演奏し、会場を華やいだ雰囲気に包みこんだ。杉山さんの軽妙なトークと、素晴らしい演奏の数々に来場者たちはスタンディングオベーションで拍手喝さいを送っていた。
　「モリキン」こと、上野の森ブラスは1973（昭和48）年、東京芸大の同期生5人で結成した日本で最も歴史のあるブラスアンサンブル。曲目を暗譜で演奏し、ジャンルにこだわらない演奏が持ち味。メンバーはチューバの杉山さん、トランペットの織田準一さん、曽我部清典さん、ホルンの澤敦さん、トロンボーンの花坂義孝さんで構成。
　【写真：小中生らを指導する杉山さん㊤と演奏するモリキンのメンバー】ギャラリー・活動・へ
　
　

　

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