東洋一の規模を誇る須賀川市の国指定名勝「須賀川牡丹園」の露地ものボタンやヤマツツジ、フジなどが見頃を迎え、観光客でにぎわっている。
　同園は、１０ヘクタールの園内に２９０種、７０００株のボタンが咲き誇る、有数のボタンの名所。
　今年は４月２７日に開園したが、例年よりも開花が遅れており、５月半ばごろからようやく見頃を迎えた。
　好天に恵まれた１３日は、県内外から多くの観光客が訪れ、色鮮やかなボタンの花と甘い香りを楽しんだ。
　この日は、兵庫県宝塚市からも観光ツアー客が訪れており、須賀川ふるさとガイドの会のボランティアの解説を聞きながら、広い園内を見学していた。
　ツアーに参加した、宝塚市の藤本征米子さんは、「福島の山などを見て、景色が美しいと思った。ボタンはどれもきれいだが、特に赤いボタンの花が気に入った。」と話していた。
　同園の有料開園期間は31日まで。
　入園料大人３００円、小人１００円。開園時間は午前８時３０分～午後５時。
　詳しくは、須賀川牡丹園ホームページhttp://www.botan.or.jp　か、須賀川牡丹園保勝会（電話0248-73-2422）へ。（２０１２・５・１５）