冬の間閉鎖していた郡山市の郡山石筵ふれあい牧場が21日再オープンし、多くの家族連れらが動物との触れ合いを楽しんだ。
　この日はオープニングセレモニーがあり、牧場正面入口で関係者がテープカットし、再開を祝った。
　記念として、先着２００人にアイスキャンディーがプレゼントされたほか、来場者全員に牧場オリジナルのメモ帳がプレゼントされた。
　この日は、曇りがちで肌寒いあいにくの天気だったが、再オープンを楽しみにしていた家族連れらが大勢訪れ、無料で振舞われた豚汁や、磐梯熱海温泉から引かれた足湯で体を温めながら、広々とした牧場を散策した。
　子どもたちは、間近で見る動物の姿に驚きの表情を見せながらも、うさぎを追いかけて抱き上げたり、馬やひつじにニンジンを食べさせたりして歓声を上げていた。
　同牧場は、郡山市熱海町の丘陵地帯にある観光牧場。牛や馬、うさぎなどさまざまな動物に触れ合ったり、身近に接することができる市民の憩いの場として親しまれている。
　サイクリングやターゲットバードゴルフなど、スポーツも楽しめるほか、新鮮な牛乳から作られるソフトクリームやアイスクリーム、名物のバーベキューなども人気で、休日には多くの行楽客でにぎわう。
　毎月第１、３日曜日はバター作り体験、第２、４日曜日には牛乳しぼり体験もある。
　問い合わせは、郡山石筵ふれあい牧場（電話024-984-1000）へ。