楽都・郡山の「第１７回音楽都市こおりやま全国合唱祭」は１８日、郡山市民文化センターで開かれた。

県内外から９団体が出演し、復興のつち音とともに全国トップレベルの歌声を披露した。オープニングセレモニーで、郡山市の８つの小学校と、避難する川内村川内小の６年生が「ビリーブ」を演奏。郡山５中合唱部を皮切りに、安積高合唱団、鶴岡土曜会混声合唱団などが次々にステージに上がり、力強い歌声を披露した。

こども音楽コンクールで文科大臣奨励賞を受け、今回の合唱祭が初出場となった朝日が丘小特設合唱部は、「栄光の架橋」や「二億年ずつ２３回」などを元気いっぱいに歌い、大勢の観客から鳴り止まぬ拍手を受けていた。２回目の出演となった「合唱団お江戸コラリアーず」のプログラムには、安積黎明高の男子生徒１１人が加わり、「くちびるに歌を」などを歌い上げた。

安積黎明高合唱団は「かなしみについて」や同合唱団の伝統歌「瑠璃色の地球」などを披露し、素晴らしい歌声で観客を魅了した。最後は約４８０人の出演者全員が一堂に会し、観客と一緒に「故郷」を歌い上げて感動のフィナーレを飾った。
　また、同市民文化センターは東日本大震災に伴う補修工事のため約１年間休館していたが、同日の合唱祭に併せて再開した。
　出演団体は次の通り。
　朝日が丘小特設合唱部、郡山二中合唱部、郡山五中合唱部、安積高合唱団、安積黎明高合唱団（郡山市）鶴岡土曜会混声合唱団（山形県）グリーン・ウッド・ハーモニー（宮城県）CANTUS　ANIMAE（カントゥス・アニメ）、合唱団お江戸コラリアーず（東京都）

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