子どもたちに伸び伸びと思い切り遊んでもらう「ちびっこ大運動会」が４日、郡山市の郡山カルチャーパークで開かれた。福島県の民放テレビ４局とベネッセコーポレーションが主催した。
原発事故以降、公園などで思うように体を動かすことのできない子どもたちのため、企画された。
  今回は午前、午後の２回に分けてイベントがあり、３００組、約９００人の親子が参加し、心地よい汗を流した。
　はじめに、各局のアナウンサーたちがキャラクターと一緒に登場。子どもたちに向かって元気にあいさつしたあと、人気アニメの着ぐるみ「しまじろう君」が、子どもたちの心をしっかりとキャッチ、会場は、子どもたちの輝く笑顔ではち切れんばかりだった。
  次々と動きに工夫が重ねられていく「コオーディネーショントレーニング」では、少しずつ難しくなっていく風船とりなどに歓声を上げながらチャレンジしていた。
 　晴れ渡った日差しが戻った中、屋外では那須動物王国からの賓客、アルパカやカピバラ、ペンギン、ワシが登場し、子どもらの人気を集めた。