郡山市ゆかりの若手ミュージシャンによる「四季の風コンサート」は１１日、市公会堂で開かれ、多くの市民が集った。
クラリネットの齋藤彰子さん、マリンバの織田陽子さん、トランペットの織田祐亮さん、ギターの君塚世和さんの四人が出演。ポピュラージャズ風のアレンジで、バッハのメヌエットなど１３曲をデュオ、カルテットで演奏した。郡山をイメージしたという織田陽子さん作曲のオリジナル「初雪ふる街」も披露された。
　この日は約１５０人が集まり、柔らかく温かいクラリネットやマリンバの調べに安らぐひと時を過ごした。トランペットとギターの演奏では、手拍子が起きるなど終始楽しめる演奏会だった。
齋藤さん、と織田さんは、３月３１日に郡山のヤマハで行うおしゃべりコンサートにもゲストとして出演する予定。
　１９年度から年に４回開催され続けてきた本コンサートだが、昨年６月に予定していたが震災の影響で延期になっていた。