大阪市女性協会主催、福島県男女共生センター共催、内閣府の後援。
被災3県の男女共同参画センターにおける取り組みと報告、防災・復興へ向けた共有認識を目的に開催。本県と主要都市から合わせて約100人が参加した。
パネルディスカッションは大阪市女性協会企画課長代理の沢田薫さんをコーディネーターに、田端八重子さん(もりおか女性センター長)、加藤志生子さん(エル・ソーラ仙台管理事業係長)、千葉悦子さん(福島県男女共生センター館長)の各パネリストが参加。被災者支援の在り方や避難所の状況、防災、復興に向けた取り組みなど、幅広い観点から意見を交わした。
この中で、もりおか女性センターからは「買い物代行と安否確認の取り組みで県内4カ所に拠点が設けられ、雇用創出につながった」と報告。一方で、親を亡くした男子(小学5年)に作文を書かせ、経済的自立につながるとして1万円を与えていたケースや、東北の女子を蔑視する言葉が横行している実態も明らかにされた。
各都市から現状を報告するリレートークでは、横浜、新潟、名古屋、大阪、福岡の5市の男女参画センターから現状や問題点、今後の取り組みが報告された。
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日本女性学習財団主催のシンポジウム「災害・復興拠点としての女性センターを考える」~3.11以降この一年を語りあう~は3月2日、東京・港区の女性就業支援センター(旧女性と仕事の未来館)で開かれる。午後1時~同4時。
日本女性学習財団専門調査員の新井浩子さんが、施設スタッフやボランティアへのヒヤリング調査から女性センターの被災者支援活動について報告。パネルディスカッションでは、震災以降の女性センターの取り組み・役割などを考える。パネリストとして、福島県男女共生センター事業課副主査の長沢涼子さんが参加する。
参加無料。定員200人。問い合わせは、日本女性学習財団(電話03-3434-7575、ファクス03-3434-8082、E-mailjawe@nifty.com、HP http://www.jawe2011.jp)へ。
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