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ポーランド・ナウ

No.46 世界遺産のビャウォヴィエジャの森

 今回は、ポーランドの中東にあるビャウォヴィエジャの森について書きます。この森は一部がポーランド、また一部はベラルーシに広がっている原生林です。1932年に国に指定されたポーランドの2番目に古い国立公園で、1979年に世界遺産として登録されました。ポーランド野牛(ヨーロッパバイソン)の棲息地として有名です。
 ビャウォヴィエジャの森は、中央ヨーロッパ平原にとっては貴重な森で、ところどころ原始林も残っています。森林樹木は、21種の落葉樹と5種の針葉樹を含む26種からなります。
 一番大きくて、古いのはオークです。最高の木はスプルースです。最近まではイチイもみられましたがなくなってしまいました。絶滅の危機に瀕している種は一般的なモミです。絶滅危惧種はモミです。落葉樹は、オーク以外はハンノキ、ホーンビーム、トネリコ、シラカバ、楓(カエデ)、アスペン、リンデン、エルムが一番多く、場所によっては野生のリンゴの木、ナナカマドや柳が生えています。
 動物相に関しましては、21,000種を超えると推定されています。要するに、哺乳類59種、鳥類260種、爬虫類7種、両生類12種、魚類29種、ヒル類20種、昆虫類9482種やクモ類331種などがみられます。森の一番有名な哺乳類はポーランド野牛(ジュブルと言う)で、その動物の群れは世界最大の野生集団です。ヨーロッパバイソン以外は、有蹄類ですと鹿、ノロジカ、ヘラジカやイノシシが一番多いです。捕食動物はオオヤマネコ、オオカミ、キツネ、イタチ、テン、獺(カワウソ)、アナグマが代表的です。ビーバー、ウサギやリスもよく見られます。
 ビャウォヴィエジャ国立公園やその周辺の森は多種類のハーブが生えています。自然の多いところで、空気も新鮮ですし、その辺の野生の、または栽培されている野菜、果物、麦類が健康的で、エコロジカルです。
 ハーブを使って、料理用のいろいろなスパイスやお茶を作ったりします。ハーブ自体も薬草として使われます。様々なハーブはウオッカやビールのために使用されます。有名なウオッカはジュブルフカという草で、世界中に知られているジュブルフカ・ウオッカ(日本ではズブロッカと呼ばれている)のために必要な材料となっています。野生の果物のジャムも美味しいです。ポーランドは全体的にハーブが多目的に使われます。
 ビャウォヴィエジャ町に国立公園の自然森林博物館があり、充実的に森の歴史や現在の状況を語っています。世界遺産であるビャウォヴィエジャ森林はポーランドの財産です。ずっと自然のままの森であってほしいです。

 【フォトギャラリーに関連の写真があります】
 http://www.fukushima-net.com/sites/glist/9
 


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